5月14日、初夏の晴天のもと、小学校4年生28名と先生が清掃車を見学しました。環境衛生課からは、清掃職員が清掃車の仕組みやごみ収集の状況について丁寧に説明しました。その後、実際に清掃車(パッカー車)を動かして、ごみを投入し、そのごみをパッカー車から排出する仕組みを見てもらいました。初めて見るパッカー車からのごみ排出に児童たちも先生も驚いていました。
次にパッカー車、ダンプ車に乗ってもらいました。初めて乗るパッカー車に児童たちは大喜びで、いろんな質問を清掃職員にしていました。サイドミラーの下にあるミラーに興味を持った児童は、「このミラーはなんであるの?」「収集中に鳴らす音楽のボタンはどれ?」など次から次に質問してくれました。このように清掃車の仕組みに興味を持ってくれることで、児童たちがごみ問題を考えてくれるきっかけになってもらえたらうれしく思います。
※清掃車見学の様子を環境衛生課で展示しています。
■子どもたちからたくさん質問がありました! ごみ収集 QandA
Q1.パッカー車の仕組みを教えてください。
A1.後ろの投入口からごみを入れて荷箱に積み込んでいく仕組みです。主に3つの方式があります。
(1)プレス式(ごみを圧縮して詰める)
(2)回転板式(ごみを重ねてまとめる)
(3)ロータリー式
Q2.パッカー車には何袋入りますか?
A2.2トン車で約900袋入ります。
Q3.パッカー車には何人乗れますか?
A3.乗車定員は3名です。三宅町では2名の作業員が乗車しています。
Q4.ごみを集めてどこに運びますか?
A4.天理市の環境クリーンセンターに運びます。
Q5.なぜ夜には回収しないのですか?
A5.ごみ出しの曜日や時間は地域のルールです。暗い中でのごみ出しは見えにくいので危険です。回収するのも暗くて思わぬケガをする危険もあります。清掃車のエンジン音や機械の音も夜は響くので気になるものです。
Q6.土日はなぜ休みなのですか?
A6.作業員の休日です。
Q7.なぜ回収の時に音を鳴らしているのですか?
A7.パッカー車が来たことを知らせるためです。
Q8.ごみを回収しきれないときはないですか?
A8.回収しきれないことのないように地域ごとに回収日を考えています。
Q9.ごみがない日はありますか?
A9.燃えるごみ、燃えないごみ、他にもリサイクルの種類がたくさんあるので、ごみがない日はありません。
Q10.取りに行って帰ってくるまでの時間どれくらいですか?
A10.午前と午後あわせて4時間以上かかります。
Q11.集めるのに順番はありますか?
A11.効率よく回収するために順番を決めています。ただし、道路の工事などがある場合は順番が変わることもあります。
Q12.回収し忘れないための工夫はありますか?
A12.清掃車に乗っている2名で互いに確認しながら作業をしています。
Q13.粗大ごみをどうやって運ぶのですか?
A13.ダンプトラックに積んで運んでいます。
Q14.三宅町だけでなく他のところにも行きますか?
A14.三宅町内だけです。その市町村が回収する決まりです。
Q15.ごみの回収日はどうやって決めてますか?
A15.回収できないことがないように考えて決めています。
Q16.なぜスプレー缶は3ヶ月に1回しか回収しないのですか?
A16.スプレー缶の出される量を考えて3ヶ月に1回の回収にしています。役場には無料の回収コーナーをつくっています。
Q17.なぜ空き缶・ペットボトル・小型家電・段ボール・ビン・雑がみの回収は1ヶ月に1回なのですか?
A17.家から出る量を考えて1ヶ月に1回にしています。
Q18.なぜプラスチックと燃えるごみを分けるのですか?
A18.プラスチックは新しいプラスチック製品や化学製品の原料や燃料になったりと再利用されます。もう一度使えるものは資源として使って、燃えるごみを減らすために分けてもらっています。
ごみ回収のことで疑問に思われることがあれば、環境衛生課(【電話】0745-44-3077)までお気軽にお問い合わせください
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